電力量計
2011年07月27日
スマートグリットが本格稼働になりそうです
政府は次世代電力量計(スマートメーター)の普及を促進させるようです。
これが、本格稼働すると東京電力などで家庭で言うとアンペア変更などで色のついた、
東京電力用のブレーカー(リミッター)を交換する工事や、毎月の電力量の検針などが、
必要なくなります。(大幅な人件費の削減)
今日の新聞では、5年で全体の8割になる電力量を網羅となっているので、
かなりの仕事量になるかもしれないですね。
吉田電工の仕事になるかは、全く解りません。
おそらく各都道府県の電気工事組合に、作業依頼があるかもしれないです。
スマートグリット(次世代送電網)に関しては、国内だけも外線整備で数兆円規模の予算が必要との試算も、
かつてはありました。
太陽光発電や風力発電など自然エネルギーの場合は、電力量が不安定になりがちです。
(太陽光は昼は発電夜はゼロ、風力も風の強さで安定しない時があります。)
スマートグリットの普及で、これらの問題は解消されるのが期待されます。
後は、このお金をどのように負担してくのか?送電網をどの会社が管理をするのか?
などをクリアーしないと、既得権の温床になるので、透明な議論が必要になるでしょう。
脱原発を掲げると、この問題は避けては通れないですね。
下記のURLで日本版スマートグリットで解り易い記事がありました。
貼り付けるので、よかったら参照して下さい。
以下 転載
http://www.kankyo-business.jp/topix/smartgrid_01.html
日本版 スマートグリッド
−再生可能エネルギー導入目標達成に向けて、整備が進むか
日本の送配電線網は、すでに「賢い」と言われており、その安定供給に関するシステムは他の先進国に比べても群を抜いている。それは、アメリカや欧州の年間事故停電時間が50〜100分程度であることと、日本のそれが19分であることを比較すれば明らかだ。日本の送電線網は通信システムで管理されており、停電や事故の情報を迅速に検知することができる。そういった意味では、停電対策のためスマートグリッド化は、日本には不要であると言えよう。
一方で、太陽光発電や風力発電をはじめとする、再生可能エネルギーの導入目標達成に、スマートグリッドを構築する必要性は高い。
麻生政権時には、政府が太陽光発電の導入量を2020年に05年比20倍に拡大すると目標設定。風力発電では、日本風力開発が、青森県で安定供給への実証実験を開始するなど、再生可能エネルギーの積極利用への動きは活発だ。
これらの新エネルギー導入の肝となるのが、スマートグリッド。太陽光や風力などは、その発電量が天候や気候に左右され、非常に不安定だ。更に、電力需要が少ない時に供給量が増加してしまうと、配電線に大量の電力が送られ、負荷をかけることになってしまう。そのため、需要と供給のバランスを調整するなどの系統安定化策が不可欠。
具体的には、大型の蓄電池を設置することで電力をプールする方法や、電気自動車の蓄電池としての代替利用、コージェネやガスエンジンといった機器の電力源としての利用など、他の設備に余剰分の電力を移す方法がある。
停電対策よりも再生可能エネルギーの導入のために推進される日本のスマートグリッドだが、その仕組みづくりには、関連する多くの分野からの協力体制が必要になる。
http://www.kankyo-business.jp/topix/smartgrid_01.html
yosidadenkou at 18:12|Permalink│Comments(0)│