年金扶助効率
2010年08月16日
厚生年金の支えてが減って7います。
8月15日付け日本経済新聞から、抜粋します。
厚生年金の、受給対象年齢が何人の現役世代から支えてもらっているかの、数字【年金扶養効率】が2009年度で、2008年よりさらに負担が増えているのが、解りました。
2008年度が2.60人で、2009年度は2.43人になっています。
グラフを見ると、1982年度はおよそ5人で一人の年金受給者の、支払いを支えている計算です。
2009年が5人だとすると、およそ30年で半分になった計算がたちます。
この記事を良く読んで行くと、これは働き手【現役世代】が不足しているのが、原因となっています。
しかし、少子化だけが原因ではないとはっきり、掲載しています。
昨今の、雇用流動化と企業が非正規雇用や期間工、パートなどでコストダウンを測っているのも要因の一つであると、掲載されてます。
企業が正規雇用をためらい、まともな福利厚生も出来ずに非正規効用をふやしたのが、一番の原因だと思われます。
そのツケは、負担が増えて行く正規雇用従業員と会社に必ず帰ってきます。
大体少子化で、若い世代の雇用が必要な中で、なぜこのような事が起きるか、不思議で自分には納得出来ません。
こういう数字が出れば出る程、年金の支払いを拒否する人が増える一方です。
正規雇用の比率を上げる政策と、企業者のモラルハザードが、今以上に問われていきます。
この、基本的な考えがない企業にはいい人材は来ないで、目先の利益だけいにとらわれて、最後は衰退する危険性が多く存在します。
自分の基本的な考え方は、正規雇用と安定した企業発展に努力する経営者が、増えれば増えるほど内需は拡大して行くと思います。
yosidadenkou at 22:09|Permalink│Comments(0)│