小沢一郎
2010年02月04日
説明責任について考えてみました。
石川議員が、小沢氏秘書時代の政治資金虚偽記載の問題で逮捕され、他に二人の秘書が逮捕されました。
3人は起訴され、裁判で有罪か無罪かを争うようになると思われます。
一方小沢氏は、今回不起訴となりました。
自分は報道以外はこの件で、知っている事は無いので、特にこの件で話をするのはやめておきます。
ここで最近耳にする言葉で、「説明責任」というのが良く出てきます。
この説明責任ですが、意外と難しいのが現実のようです。
政治家や有名人でもいいですが、何かあると説明しろ、お前には説明責任があるとマスコミは相手を攻撃します。
ここで本人が知ってる事を全て話したと仮定しましょう。
そこで、それを聞いた人が自分が思い描いていたストーリーと違う話だとします。
するとどうなるか? 「説明が足りない、さらに説明責任がある」と聞いた相手は要求します。
説明をしている人が、自分が考えている事を話すまで、何回でも同じことを要求します。
今の図式はこのようになっています。
小沢氏の件で置き換えてみると、「秘書には自分が指示をした」 「支持はしてないが責任はあるので、幹事長は止める」 「党に迷惑を掛けたので、議員辞職をする」
この答えを言うまで、新聞、テレビキャスター、評論家などは説明責任を言い続けるでしょう。
これが正常な報道の在り方でしょうか?
こういう考えが普通になっている限り、冤罪がなくなる事は絶対に無いでしょう。
何しろ相手の言う事を信用しない世の中を作ろうとしてるとしか、自分には思えないからです。
yosidadenkou at 17:52|Permalink│Comments(0)│