人を生かす経営

2024年09月24日

青年経営者全国交流会in宮崎

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9月19日〜21日まで中小企業家同友会主催青年経営者全国交流会in宮崎に行って来ました。
今回の分科会は労使見解がテーマの分科会です。
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同友会は経営者の生き様を学ぶ会で二つの生き様があると報告者は述べてました。
1.世の中の為になる事をすることにより経営を維持発展する経営者
2.利益を出すためにのみ経営をして維持発展する経営者
参加者に向かっての問いかけでした。
今回の分科会では「自主・民主・連帯」の精神を社内にどう取りいれるかに多くの報告時間を費やされました。
自主性が何故必要か?私もまだ上手く答える事は出来ないですが、人は自分の力で生きていくのが前提ならば自分の頭で物事を考えて行動するには自主性が必要だからだと思います。今の私にはこれくらいしか言えないです。

民主は違いを認め合い「あてにしあてにされる関係」を築く事。社内・社会的な立場は人それぞれ違うが人としては対等な立場で互いに真摯な関係を築きましょう。と考えてます。

連帯は「自主・民主」をのある人たちが集まりその人たちが性格や考え方が違っていても、「一定の価値観」がありそこに向かって進んで行くのが連帯なんだと思います。

「自主・民主・連帯」が社風と確立していると企業価値「バリュー」に発展するとも報告がありました。

自主・民主・連帯は第1層〜4層まである表ももらったので社内で活用したいです。


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二日目に記念講演は同友会に入会後株式上場まで果たした経営者の報告です。
経営指針を成文化して全社的に実践により株式上場まで押し上げた経営者です。
ここでは経営指針以外に「マーケティング」「投資」が重要だと気付きがありました。
自社をどの分野で成長させてそのためにどれ位の資金が必要か。
会社を成長させるのは内部環境だけでなく。
「あったらいいな」の社会的なウオンツ
それを実現する「人的・物資的」な投資が必要です。
今後も社内だけでなく、外部環境にも注視して経営を行いたいです。


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二日目の午後青年部連絡協議会があり、2027年青年経営者全国交流会埼玉開催の願いを込めて戸田蕨支部メンバーからもらった代表理事ポロシャツで参加。

結果は滋賀県に決定しました。残念ですが招致に向けて頑張った青年部メンバーが一番がっかりしていると思います。OBとしてもっとやれる事があったのではないかと反省をしてます。

青年部メンバーの皆様「企業づくり・地域づくり・同友会づくり」は今後も続いて行きます。
一緒に頑張りましょう。

yosidadenkou at 09:26|PermalinkComments(0)

2023年12月23日

経営者の悩みの種類

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昨日は埼玉中小企業家同友会50周年記念式典でした。
ここまで実行委員長を中心に設営に当たった皆さん素晴らしい式典を開催してもらいありがとうございます。
記念講演で講演者が「今人を採用出来ないと悩んでいる人は3年前に何をしてましたか?」と
確かにその通り採用活動は長期的視野に経って活動しないとダメなのでドキッとしました。

永く同友会の活動をしていた会員の表彰もあり、50年前のチャーター会員企業はわずか4社しか残ってなかったです。
時代の変化と共に企業が生き残っていくのがいかに大変かが解ります。

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懇親会では私を導いてくれた先輩経営者とお話をさせて頂きました。
会うといつも泣いてしまいます。
この方がいなかったら当社に経営理念
プロの工事会社として納まりと仕上げの美しさにこだわり続け技術力の向上を目指します。
は作れなかったです。同友会を止めていたかもしれない恩人中の恩人です。

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最近こんな話を仲間の経営者から聞かされます。
組織経営を目指すけど管理職が育たない、管理職をやるよりプレーヤーが良いと言われた。
経営理念が浸透しない。
そんな悩みにはこう答えるようにしてます。
「組織経営を中々出来ない悩みがあるのは素晴らしいですね。大抵の中小企業経営者はこの悩みまで
行かないですよ。会社が成長している証拠なので色んな会社を見て取り入れて行けばいいんじゃないですか?」とこれを言うと大体の人はびっくりします。
この悩みがある人は「売り上げや利益」の悩みはクリア出来てるので全く問題ないです。
企業倒産の大半は「販売不振」です。
これを克服するのがまず第一
その次に人になります。
だから組織経営に奮闘して悩んでいる経営者は数年後クリア出来てる人が殆どです。

事業を一人で始めたり数人で始めるなど色々なパターンがありますが、最初は文鎮型経営です。
そこから階段型の組織経営まで行ける人が何人いるでしょうか?誰もが経験出来ない悩みを持つのは
幸せな証拠、恵まれている証拠です。

私も同じ課題を抱えているので共に育ちあいましょう。

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帰りのタクシー待ちで騒ぎすぎてしまった。ご迷惑をおかけしました。


yosidadenkou at 09:50|PermalinkComments(0)

2022年12月31日

今年一年お世話になりました



2022年大晦日となりました今年も後数時間で終わりになります。

新型コロナウイルスが発生してからまる3年となりました。昨年後半から年初にかけて建築業界は「外部環境の変化が遅れてくる」のが今年前半モロに出て久しぶりのアゲンストの経営となりました。


「危機感が人を育てる。企業を成長させる」と良く言います。今年の前半月次決算が悪い度に「先の見通しを社内に示す」だけを考えて行動してました。


社員さんも「今は良いけど先はわからない」より「社長が将来に向けて動いていて、それを都度話している」の方が安心します。悲壮感を出さないようにしてました。社長がいつも心配そうな顔してるとろくな事ないですね。


個人的な事では中学生の時からの同級生など最後の別れをした事が多かったです。前に葬儀会社の社長さんから「吉田さん人が1番感情を動かさせるのが別れる時です。人の最大の別れは死ぬ事なんです。だから葬儀は1番感情が動くんですよ」確かにそういう別れを経験しました。


この「別れ」から「人は人との関わり合いでしか生きていけない。だからこそ周りの人に感謝を持って生きないといけない」自分も歳を取ったのかそういう言動が増えました。


埼玉中小企業家同友会では「埼玉同友会長期ビジョン」を担当させてもらい20218月からスタートをして、20234月埼玉県定時総会には発表となりそうです。


埼玉同友会で色々なお役を頂きありがたいです。長期ビジョンではプログラムから始めて完全手探りオリジナルでの試みでした。大事にしたかった事は


1.沢山の人に参加してもらう

2.他県同友会の長期ビジョンを参考にしないで参加者自ら考えてもらい作成する。

3.作る過程を資料として残して企業、地区会、委員会でのビジョン作りや企業作り、地区会作りの参考にしてもらう

4.2030年以降に再度ビジョン作りをする時に時間をかけなくても出来るように最終的な参考資料を作る

でした。

作った内容より過程な参加した人が、どれくらい自分自身にプラスになるにはどうするかを第一に考えました。


まだビジョンをお見せする事は出来ないですが、会員、地区会、委員会、事務局、皆さんが参考になる資料となります。


外部環境ではウクライナ戦争によるエネルギー高騰、円安による物価高など材料高騰に苦心した一年となりました。

インフレの波が来年加速をします。今度は賃金のインフレが起きるので、価格転嫁できる強い企業に成長させる必要性を強く感じてます。


日本も金利高騰がしばらく続くと予想してます。そうなれば不動産業界が打撃を受けそうです。2023年夏以降の受注がどれくらい早く決まるかで、先の見通しがわかります。企業は受注力が生命線で売る力をもっとつけたいです。


社内的には今は受注が少ない分野を増やして行き売上の平均化をはかり、リスク分散をして「不況に強い会社作り」を目指します。


経営者である以上いかに環境が厳しくとも時代の変化に対応して、経営を維持発展させる責任があります。


何度も何度もこの言葉を自分自身に問いかけて行きます。


今年一年お世話になりました。


皆さん良いお年をお迎えください。


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yosidadenkou at 13:05|PermalinkComments(0)

2021年12月31日

今年一年お世話になりました

2021年も後数時間となりました。

私自身今年は任関わる事、人に頼る事、頼られる事、伝える事、待つ事を学んで試した一年となりました。


年初は新型コロナウィルスの影響が少しずつ出て来て受注が減ってきて、良いよ不況の波が建築業界に来てしまった。元々2021年はオリンピック開催後で建築業界は仕事が少なかったのと、改修工事が減って来たので当社にも影響が出て来ました。


そんな中でしたが、4月に新卒採用を3名出来たのは大きな成果です。

今回の採用活動は社員さんに選んでもらい、私は最終判断をするだけでした。

社員さんに採用の合否を決めて貰った分いかに受けいるかを、考えてもらい心底受け入れ講習なども2年連続で開催出来たなど、以前より環境で人が育つ社風や仕組みなどが確立されてきました。


受注に関しては見積を以前よりこなさないと受注が難しくなるなど、ひと手間、ふた手間がかかりコストを上げる原因にもなりましたが、その分社内で見積をやる社風が出来上がったので、来年はチェックや早く提出出来るようになるなどの技術向上とお客様との関係性をさらに良くして、事前に競争を減らす努力が必要だと感じました。


社内では数字を意識した発言や行動が出てきました、月次決算や損益計算書の見方など少しづつでも知らせて来た事に効果が出てます。


継続性が人を育て、企業を成長させます。


新規のお客様が増えてきて以前よりリスク分散も出来て来たのは大きいです。


以前から受注を増やしたかったイルミネーションも受注出来たのは嬉しかったし、来年以降事業の柱に出来るようにこれからタネを撒いて行きます。

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ここ最近感じてるのは社長は会社の成長によってやる事を減らして行かないとダメがなぁと思います。

しかし会社が厳しい状況になった時に経営者の必要なスキルは

 

1.数字に強く資金繰りが頭に入ってる

2.いざとなったら営業力を発揮して受注量を減らさない。

 

この二つをとにかく極限まで高めないと行けないです。

 

だからこそ、社長は外部に出て色々と情報を仕入れて社内に新しい刺激を与える存在でいたいです。

 

来年、再来年以降飛躍できる土台は作れた一年だと思います。

 

景気の方は今年前半はかなり厳しく、後半は資源価格高騰や納品できない材料が出て来るなど、労務単価を上げていくのは厳しい状況がしばらく続きそうです。

こういう時こそ社内で進めたIT化を促進して、生産性を上げる努力をし続けたいです。

 

建築業界も来年は少しずつ上向くと予想してます。

そんな時に顧客、地域、協力会社、仕入先からあてにされる企業になって行けるように努力して行きます。


政治家、官僚の皆さん財政出動を今の2倍、3倍行い景気を押し上げるメッセージと政策を出し続けてください。

 

今年一年ありがとうございました。

 

皆さん良いお年をお迎えください。

 

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yosidadenkou at 12:04|PermalinkComments(1)

2020年12月31日

今年一年お世話になりました

2020年12月31日大晦日です。今年は新型コロナウィルス発生により色々な事が変わった一年でした。

コロナがなければ東京オリンピックが開催され建築業界はオリンピック需要が終わりもの凄いアゲンストの中になっていたと思います。

4月に緊急事態宣言が発令された後自粛業界に建築は含まれず当社は下請けなので、社員さんを現場に行かせざるをなかったです。経営者として本当に正しいか悩みました。

テレワークが主流になり人の流れが変わってしまいテナントなどの改修工事は、極端に減りました。

テレワークが増えて行く中建築業界は現場仕事なので今まで通りです。

まあそれでもどんな時でも最後は人が仕事をする。
人が自ら考え決断して自ら頭と身体を使って仕事をする事は絶対に無くならないし、そこの価値観を高めるのがこの業界で強みになるのは改めて実感しました。

だからといってそれだけで良い訳ではないです。
社内でも情報共有ソフト、月次変動損益計算、現場管理ソフト、社内評価用ソフトなど生産性を手仕事だけでなくお金を使って上げていく努力は惜しみなく続けました。

手仕事の強みと新しい事には積極的に取り組む。両方行う事により組織は常に洗練されて時代の変化に対応出来ます。だからこそ経営者は時間軸を大切にして緊急性は無いが重要な事に時間を割き、緊急性も重要で無い事はやめる事を決めないと行けないです。

コロナが終わるのはいつになるかわかりません。しかし時間は過ぎて行き社員さんや協力会社さんには生活があるので会社を維持発展させないと行けないです。

経営者である以上、いかに環境が厳しくても時代の変化に対応して経営を維持発展する責任があります。

来年以降も何かあったらこの言葉を頭の中で唱え言い聞かせます。
会社の問題は100%社長の問題です。来年以降もまずは自ら変わり成長する事を第一にします。

皆さん不定期なブログですが今年も読んで頂きありがとうございます。
良いお年をお迎えください。
それではまた2015-10-27-12-42-16



yosidadenkou at 10:30|PermalinkComments(0)

2014年11月22日

先週の同友会運動を纏めました。

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11月19日は埼玉中小企業家同友会主催の全県経営研究集会が開催されました。

今回は深谷市で開催。

渋沢栄一を産んだ街、駅を降りると歴史を感じます。

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貴重講演終了後、第二分科会に移動、今回の報告は44会の高橋正哲氏の報告です。

同い年のライバルは愚直に、ゆっくりと企業作りを進めています。


同友会運動と自社経営の不離一体を聞き、まだまだ彼との差は大きいと素直に
感じ、学び大きい全県でした。

全県では戸田蕨地区の山中さんとも久しぶりにお会いしました。

最近山中さんが言ってた意味が少し解って来ました、伝統は引き継がないと自覚もさせてもらいました。

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翌日11月20日は長野まで人を生かす経営全国大会に行ってきました。

長野は親戚が居て蓼科にはよく行ってましたが、長野市は初めてです。

お昼はお蕎麦を食べ 、初日の全体会の後に分科会へ移動です。

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分科会では労使見解を学びました、報告者の樋口氏が言った、自分は社員の事大好きだから、何があっても社員は自分のことを好きなんじゃないかと言われてました。

そういえば、そういう人埼玉にもいますね。^_^

この日は久しぶりに、グループ長を務めました、10人のグループで討論時間が80分なので、もう少し深く突っ込む前に時間切れの感じでしたが、基本的な考えの社長が変われば会社は変わる。

社内の問題を人のせいにしている間は、会社は変わらない。

改めて実感しました。

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懇親会も無事終了。

今回のしかと心得た言葉は。

赤字を作るのは社長

黒字を作るのは社員

同友会全国の会長鋤柄氏の言葉です。

社内の問題は社長の責任。

社内でのいい出来事は社員の手柄。


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二日目の全体会です。

社長の笑顔がいい社風を作る。

意識しないと。

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長野は寒いので紅葉も綺麗です。

今度はゆっくり紅葉でも見て温泉でもと
思いますが、現実的には難しいですね。^_^

自分としては、他の同友会メンバーは殆ど携帯に電話が掛かってなかったですが、自分にはひっきりなしでした。

まだまだ社長が社内での業務に対して、依存度が高いです。

何年かしてでも、これを前進させるのが経営課題とか感じた先週の同友会運動でした。





yosidadenkou at 21:36|PermalinkComments(0)