パネルディスカッション

2011年11月18日

戸田市中小企業振興条例

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昨日は埼玉中小企業家同友会戸田蕨地区11月例会が、戸田市商工会館で開催されました。

「戸田市中小企業振興条例を学び明日の企業作りに役立てよう」と題して、
パネルディスカションを行いました。

パネラーに 戸田市市会議員       遠藤 英樹氏
        中同協政策局長       瓜田 靖氏
        (有)竹野戸田の渡し専務  引地 智宏氏
        小山企業(株)副社長     小山 忠氏
        戸田市経済振興課課長   熊谷 尚慶氏

コーディネーターに
       戸田市市議会議員      馬場 栄一郎氏

ディスカッション冒頭遠藤氏より、条例制定までの経緯や特徴などの説明
熊谷課長より市が行っている、中小企業振興策などの説明をしてもらい、
ディスカッションを始めました。

又、中同協の瓜田氏には他の自治体での振興条例施行後による成功例や、
行政と企業、消費者との関係などを説明して貰いました。

戸田市で大きい問題としは、準工業地帯に住宅(マンション)と物流倉庫や工場が混在して、

1.最終的には企業の移転が続いていってしまい、街としての発展に疑問符が付いてる点。

2.商店などで見られる、事業継承者不足による継続的事業の難しさ。

などが中心に討論が進んでいきます。

産業の集積度を図るのと地域住民との調和、市内人口増加により商店には顧客が
増やせる機会がありながら、生かしきれてない点なども討論されました。

全体としては、「中小企業振興条例」という難解なテーマの為、条例の理念から
実際の施策に反映するのにどうのような案をまとめていくかが重要になるのが、
改めて認識しました。

ディスカッション自体は、やや消化不良の感があり、理念からどのように具体論に
落とし込むかをもっと決めてから、ディスカッションを行う方が白熱した議論になった
かもしれないです。

しかし、今回は振興条例の認知度アップが主眼だったので、難しい面がありましたが、
コーディネーターの馬場氏と中同協の瓜田氏が、上手く流れを作ってくれたと思います。

現在、振興条例を基に発足して振興会議では具体論を数多く出していって、
良い提言と予算施行が出来る事を期待し、同友会地区会としても様々なアイデアを
提供していきたいです。

又、討論の中で商業、工業などが中心になってしまい、ITやクリエイト関係に対する討論が
出来なかったので、時間配分なども課題となりました。

来年以降に、これらを踏まえて例会を企画していきたいです。

パネラー、コーディネター、司会者、事務局、出席者の皆さんお世話になりました。

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尚、昨日は地区会新入会員として、(有)ヨコワの横田氏が入会されました。

早速来年度、経営指針作りを行って欲しいですね。



yosidadenkou at 15:29|PermalinkComments(1)

2010年06月17日

同友会例会

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今日は自分が所属する、埼玉中小企業家同友会戸田蕨地区6月例会が開催されました。

 今回の例会は「経営指針で会社が変わる。原点回帰で経営指針に取り組もう」と題して、経営指針をテーマにパネルディスカッションを行いました。

パネラーは3人の方にお願いしました。

戸田蕨地区 (有)竹野戸田の渡し 引地専務様

川口地区 (株)東都ラバーインダストリー 柴田社長様

浦和地区 (有)高中板金工業 高橋社長様


コーディネーターには
戸田蕨地区  トマル電気工業(株) 都丸社長様です。

経営指針は、経営理念、経営方針、経営戦略、経営計画の4項目を総合的に作成して運用して行くシステムです。

報告は会社概要同友会入会の経緯から始まり、指針作りのきっかけと進行して行きます。

3人の方に共通したのは、作るまでの経営理念の成文化など、暗黙知を形式知に変えていく苦労話などを聞く事が出来ました。

又経営指針書完成後、従業員に発表してからが始まりで、実際運営後に計画書の見直しなどもあり、毎年作成する必要性がある事を3人ともお話されていました。

それと指針作りは1年目は経営者自身が作成をして、2年目以降は従業員と一緒に指針作りをして行く事により、会社の方向性を浸透させていき、社内一体で目標に取り組める事が出来るようです。

吉田電工でも、今年は自分が経営指針を作成して、定着実践出来るような体制を作れるように、努力していきたいです。

3人のパネラーの皆様、コーディネーターの都丸様ありがとうございました。

又他地区から参加して頂いた方たちや、オブザーバーの方たちにも感謝しています。




yosidadenkou at 23:55|PermalinkComments(1)