同友会
2023年09月17日
青年経営者全国交流会広島
9月14日(木)15日(金)中小企業家同友会全国協議会主催「青年経営者全国交流会IN広島」に参加して来ました。
青全交に参加するのは2017年依頼だと思います。(年齢的には青年経営者ではないのはご容赦ください。)
初日は分科会に参加報告者は埼玉同友会が誇る有限会社ワイ・エス・エムの八島哲也社長です。
私が山梨の青全交で報告させてもらったのは45歳過ぎてましたが、八島社長はまだ若い経営者なので
リフレッシュ感満載の報告でした。
吉田電工・社長ブログ「人は堀 人は石垣 人は城」:2015年09月 (yosida-denkou.com)
板金加工技術を応用してデザイナーとのコラボレーションでフルオーダーの照明器具を制作し、それを国内だけでなく世界にも売りに行く八島社長。人との出会いを大切に常に新しい事にチャレンジをして成果を出している姿に感動しました。私も見習う所が沢山あります。
経営者は出来ない理由ではなく出来るにはどうするかを常に考えて、調べるだけでなく外に出て行き色々な人と出会い謙虚に学び自分自身と会社の成長に結びつけないといけないです。
報告の後はグループ討論でした。
各社が提供する「価値」について議論を深めました。
価値は企業使命になりますが当社の価値は「快適な生活空間を提案・提供する電気設備」です。
もっと大きい視点でみると「快適な生活空間を提供出来る人材を数多く育てる」のが吉田電工らしいかなあと思いました。
2008年か2009年始めて経営理念のプレセミナーに参加した時に何の為に経営しているか?の問いに
「建築業界の人手不足に歯止めをかけたい」と書いてます。
その後この問いに関して答えは変わって行きましたが、広島に行った時に始めに問われた「建設業界の人手不足に歯止めをかけたい」が本当の考えでそれは変わっていなかった事が解りました。
当社の経営理念の「企業使命」について来期以降見直しを社員さんに提案したいです。
二日目の朝は早起きして朝散歩で原爆ドームと平和祈念公園に行って来ました。
朝陽に照らされる原爆ドームの写真を撮りたかったのですが、あいにくの曇り空なでしたが何回見ても平和な世の中でない限り中小企業は繁栄しないのが実感出来ます。
二日目全大会では「原爆の子の像」が作られた経緯の特別報告
株式会社八天堂の森光社長の記念講演です。
利益は未来の言葉が印象的でした。そして会社の問題は社長の問題なので言い訳などせずにまず自ら襟を正す事から始める。苦難を受けた社長が必ず言います。経営の基本中の基本なのでしょう。
理念とビジョンを持ってこれからも会社経営をします。
二日目全大会終了後は以前から交流がある 有限会社広島金具製作所(ヒロカネ)さんをベンチマークして来ました。雨どい金具メーカ―として創業60年以上のヒロカネさん。障害者雇用も積極的に行い製造業ながら社内の半分が女性社員と言う「人を生かす経営の総合実践」をされてました。
製造業なので商品の数が多く「見える化」「標準化」も出来てました。当社も急いで「見える化」と「標準化」を実現したいです。
帰りの新幹線は雨で止まるなどして通常より1時間以上遅れて到着となりましたが、無事に着きました。
以前は同友会で学んだことをブログに書いて振り返りをしてましたが、最近行ってなかったです。
時間を作りブログにも書かないとなぁと自分自身反省もしました。
2023年05月07日
中小企業経営者の未来
確かにそうかもしれない。
そんな事を考えるとアイデアがどんどん出て来ます。
そして中小企業経営者の未来を考えてみました。
今中小企業が抱えている大きな課題が後継者不足です。世の中に必要な技術、サービスがあっても後継者がいなければ廃業か資本提携や売却を選ばないとならないです。
M&Aは今や当たり前の世の中となりました。経営者が受注力とお金の管理能力があれば、異業種でも会社を引き継げる世の中になると思います。
社内に企業理念を語りそれに賛同する社員さんを増やして、皆が同じ方向に向いてもらう力を常に向上する努力をして成果を出している経営者に「実は後継者がいない会社があり継いでもらえないですか?」と声をかけられる機会が沢山あると思います。
どんな経営者に声が集まるでしょう。
1.企業理念を社内に定着させるのを第一に考えている。
2.自社の技術、サービスに対して俯瞰する力が高く常に改善を繰り返している。
3.資金調達力がある。個人保証を外した借入が出来る
4.社員の幸せを第一に考えて経営が出来る。
5.情報収集力が高く変化に柔軟な対応が出来る。
6.合議制を第一にしているが決断力がある
7.最終責任を取る覚悟がある
他にもいくつかありますが、上記に対して能力がありそれを向上させる努力を惜しまない人が、多角化経営をする世の中になると思います。
私もこの力をつける努力をして自社だけでなく、色々な企業の維持発展に貢献出来る様になりたいです。
中小企業経営者が良い意味でも悪い意味でも、格差がつく世の中が近づいてます。
皆さんはどうお考えでしょうか?
2022年12月31日
今年一年お世話になりました
2022年大晦日となりました今年も後数時間で終わりになります。
新型コロナウイルスが発生してからまる3年となりました。昨年後半から年初にかけて建築業界は「外部環境の変化が遅れてくる」のが今年前半モロに出て久しぶりのアゲンストの経営となりました。
「危機感が人を育てる。企業を成長させる」と良く言います。今年の前半月次決算が悪い度に「先の見通しを社内に示す」だけを考えて行動してました。
社員さんも「今は良いけど先はわからない」より「社長が将来に向けて動いていて、それを都度話している」の方が安心します。悲壮感を出さないようにしてました。社長がいつも心配そうな顔してるとろくな事ないですね。
個人的な事では中学生の時からの同級生など最後の別れをした事が多かったです。前に葬儀会社の社長さんから「吉田さん人が1番感情を動かさせるのが別れる時です。人の最大の別れは死ぬ事なんです。だから葬儀は1番感情が動くんですよ」確かにそういう別れを経験しました。
この「別れ」から「人は人との関わり合いでしか生きていけない。だからこそ周りの人に感謝を持って生きないといけない」自分も歳を取ったのかそういう言動が増えました。
埼玉中小企業家同友会では「埼玉同友会長期ビジョン」を担当させてもらい2021年8月からスタートをして、2023年4月埼玉県定時総会には発表となりそうです。
埼玉同友会で色々なお役を頂きありがたいです。長期ビジョンではプログラムから始めて完全手探りオリジナルでの試みでした。大事にしたかった事は
1.沢山の人に参加してもらう
2.他県同友会の長期ビジョンを参考にしないで参加者自ら考えてもらい作成する。
3.作る過程を資料として残して企業、地区会、委員会でのビジョン作りや企業作り、地区会作りの参考にしてもらう
4.2030年以降に再度ビジョン作りをする時に時間をかけなくても出来るように最終的な参考資料を作る
でした。
作った内容より過程な参加した人が、どれくらい自分自身にプラスになるにはどうするかを第一に考えました。
まだビジョンをお見せする事は出来ないですが、会員、地区会、委員会、事務局、皆さんが参考になる資料となります。
外部環境ではウクライナ戦争によるエネルギー高騰、円安による物価高など材料高騰に苦心した一年となりました。
インフレの波が来年加速をします。今度は賃金のインフレが起きるので、価格転嫁できる強い企業に成長させる必要性を強く感じてます。
日本も金利高騰がしばらく続くと予想してます。そうなれば不動産業界が打撃を受けそうです。2023年夏以降の受注がどれくらい早く決まるかで、先の見通しがわかります。企業は受注力が生命線で売る力をもっとつけたいです。
社内的には今は受注が少ない分野を増やして行き売上の平均化をはかり、リスク分散をして「不況に強い会社作り」を目指します。
経営者である以上いかに環境が厳しくとも時代の変化に対応して、経営を維持発展させる責任があります。
何度も何度もこの言葉を自分自身に問いかけて行きます。
今年一年お世話になりました。
皆さん良いお年をお迎えください。
2021年10月18日
「失敗」と「ミス」の定義付け
おはようございます!社内向け社長通信を公開します。
「失敗」と「ミス」の定義付け
気温が下がっている分寝る時の服装なども気を付けて風邪などひかないようにしてください。
10月31日(日)衆議院議員総選挙の投票日です。新型コロナウイルス発生後どんな国作りをするかの重要な選挙です。各政党の選挙公約を調べてどの候補者、政党に投票するかを決めてください。選挙権は18歳以上なので社内全員が1票持っております。
自分自身で考えて投票をしてください。
私も総選挙の時は中小企業向けの政策を中心にブログを書いており投票の参考として情報発信しております。
工程会議で話しましたが昨年度完工した公共工事の工事評価がお客様から一番高い評価を頂きました。
これは当社の経営理念「プロの工事会社として納まりと仕上げの美しさにこだわり続け技術力の向上を目指します」を施工で体現した成果です。担当者を中心に社内でも沢山の方が関わりこのような評価を頂きました。こういう仕事を続けて行きましょう。
さて今回アパレル会社を経営している社長さんから「失敗」と「ミス」についての定義を教わりました。正しい正しくないではなくあくまでも定義付けなのでご理解ください。改めて説明をします。
その社長さんは
「失敗」とは知らないで起きた事
「ミス」とは事前に調べて準備、段取りが足りずに起きた事
「失敗」は良いが「ミス」は減らしていけると社内で話をしているそうです。
なるほどなぁと思いました。施工でも現場管理でも事前に調べる、打ち合わせでやる事を決める、材料を早めに発注する、前日に工具、材料、打ち合わせ資料を準備する。
講習会などでは講習での心得を調べておくなどやれる事をやっていれば減らせる「ミス」は沢山ありそれが会社全体の信用力アップに繋がります。
皆さんも頭に入れておいてください。
今週も安全作業でよろしくお願いします。 代表取締役 吉田雄亮
2020年12月19日
どちらが先か
実家の吉田電工に帰って今年で25年です。
振り返るとお金より人に対しての苦労や喜びや悲しみが多かったです。
なんでだろう。
普通の経営者は売り上げや利益を出すために社員を採用して育成する。
2010年経営指針セミナーを受講した時に何を持って社会に貢献するかの問いに
「世の中に一人でも多くの技術者を輩出したい」と書きました。
今にして思うと経営者として一番したいのはこれなんだと思います。
採用するのがものすごーく好きなのが自分だと改ためて気づきました。
採用して人材を育て世に送り出すために経営理念 10年ビジョンの基づく経営指針を作成しこれを実現して
次世代にも会社をつなげて行くのに売り上げや利益が必要なのだと思いました。
変わった経営者かもしれないです
しかし久しぶりに腹落ちしました。
土曜日なので今日はここまで
2020年06月22日
6月19日は経営指針全体会議
皆さんおはようございます。6月19日は第32期経営指針書全体会議でした
冒頭専務から経営理念の深堀。10年ビジョン、経営方針、経営計画までを総合的にまとめたのものが「経営指針書」の説明があり内容は完璧でした。埼玉同友会では経営指針書を会員が作成する事を奨励してますが、ここまで完璧に解りやすく説明できる会員はあまりいません。意識の高さを感じました。
強み 弱みでは様々意見がでましたが強みは継続弱みは克服しながら「価値」に変えていけば成果が上がります。成果は社内に還元すれば良いだけです。
今まで全体で話し合うことより仕事での売り上げを重視してました。
しかし立ち止まり足元を見直し体制を作れば時間がかかっても強い経営体質になります。
意見が出るだけでなく意見を取り入れて実践をする。
実践の成果を社内で報告する。
更に改善したい意見が出る。
また取り入れて成果を報告する。
言っても会社が変わらないなら意見は出なくなります。
同友会の労使見解にも「社内で今出来る事、時間をかけて行う事」などをはっきりさせるように書いて
あります。
「行動の責任は社員 結果の責任は社長」です
社内の風通しだけでなく課題を解決する意識を上げて企業作りを行います。
2020年05月27日
負けるが勝ち
2019年12月31日
今年一年お世話になりました。
今年一年も色々と出来事がありました。
世の中では災害が多い一年でした。
台風19号では戸田市は彩湖が荒川の氾濫を防ぎ災害対策の重要性が再度認識されました。
私自身は3月にホーチミンに行きました。海外に行くのは2010年依頼です。
すさまじい成長をする国の力を実感しました。人手不足や海外に進出できるヒントがあればと
思っての訪越です。現地で日本法人や日本語学校など様々な学びや刺激がありました。
海外に行くと自分がいかに小さい存在で、周りの人に感謝の気持ちが生まれると現地で会計事務所を経営
する日本人経営者に教わりました。
今年は桶川高校の課題解決型授業の講師として1年生のクラスを担当しました。
当社の課題を半年かけて学生が考えプランを作成します。
高校の教壇で話すのは初めての経験ですが、無事に授業を終えて安堵してます。
教壇に立つのは6月、9月、1月の三回です1月16日のクラス発表会で各班どんな、プレゼンをするか
今から楽しみです。
高校の教壇はこれ以外に6月鳩ケ谷高校で話をしてきました。
学校関係では中学生の社会体験で2名3日間、工業高校の2年生2名を3日間預かりました。
電気工事を中小企業を知ってもらうように取り組んでます。
来年は大学のインターンも始める予定です。
採用だけでなく今の若い人の思考を学ぶためにも重要な取り組みです。
経営指針発表会は3回目となりました。毎年更新しながらより良い会社作りをして行きます。
社内向けに私の活動を知らせる「社長通信」も6月からスタート、社員さんが興味を持ってもらえるような
記事を作成して行きます。
今期新分野として2級電気通信施工管理士の試験に挑戦しました。筆記試験は合格し実技試験の結果は
2020年3月となります。合格の暁には電気通信の建設業許可を取り公共工事の入札に参加をします。
東京オリンピック終了後にも「5%の新規性」を念頭にリスク分散をして行きます。
9月には初めて男子ゴルフのトーナメントを見に行きました、プロのショットは距離や方向性だけでなく
打感が全く違いました。アマが参考になるレベルではなかったです。
同友会では埼玉県全県経営研究集会の実行委員長を初めて務めました。
481名と過去最大級の登録を頂き政界となりました、実行委員会一人一人の尽力のおかげです。
改めて感謝申し上げます。
その他全国大会は「東京の定時総会」「滋賀の障全交」「岡山の社員教育大会」に参加分科会、全体会以外にも地元中小企業を視察して「経営のヒント」を少しでも持ち帰られる活動をしました。
俯瞰して先の事に時間を作れるかで「会社の未来」は決まって行きます。
その他にも「社内評価制度」のスタート「電気関係の展示会視察」なども行い、社員さんが安心して働ける
にはどうするかを「行動規範」として1年間を過ごしました。
2020年も建築業界は「人手不足」は変わらないですが、2020年秋以降は少し様子も変わり「中途採用」「協力会社増」など何かしらの策が打てると思います。
今「建築業界」に求められるのは「働きやすさ」「魅力の発信」「未来への展望」です。ここ数年社会保険加入などの「福利厚生」に関して待遇改善が進みましたが来年以降は「時短」を業界全体で行えるかがテーマになります。「全体朝礼」や「KYミーティング」「昼の打ち合わせ」「夕方からの業者間うち合わせ」など会議や情報共有の時間を簡素化させて、AIによる作業効率を上げ「生産性」を上げて時短による単価アップを数多く導入出来る、
企業に人が集まり「スケールメリット」が出て成長して行きます。
現在の社内に目配せしながら先に目を向ける両方を行う事で未来が拓けます。
来年50歳と一区切りとなり成長だけなく未来を見据えて承継の為に人材育成をして行く事が、私の経営者の責任になると思います。
後悔は
今年も100切りならずでしたやっぱセンスがないです。
来年こそはベスグロ出します。
好きなお店だったナインポイントも年内で閉店となりましたこのお店で様々な出会いと経営者としての議論を経て学びがありました。関係者の皆さんありがとうございます。
現在15時あと9時間で2020年となります、今年一年お世話になりました来年を人を生かす経営以上に
「人がかがやく経営の総合実践」の為残りの経営者人生を捧げる所存です。
皆さんもよいお年をお迎え下さい。
2019年12月02日
地元で雇用
皆さんおはようございます!冬本番となっております各自風邪などひかないように体調管理を十分にしてくださいよろしくお願いします。
先週、先々週と会社を空ける事が多かったですが、大きいトラブルなく実務をこなしてもらいありがとうございます。
先々週は「戸田市中小企業振興会議」に出席「コレワーク」の勉強と登録の準備、先週は岡山から香川に移動をして社員教育全国研修会と香川では10年ビジョンの研究、香川の地域経済を支える中小企業を視察して来ました。
戸田市中小企業振興会議は今年より参加をしてます。戸田市は人口が増えていて若い人が多く財務健全度も高い市です、子育て世代がマンションや住宅を購入する方が多いので、地元に住む子供たちを地元の中小業に働いて貰える政策を建ててはどうですかと、提案をしました。
地方自治体は人口減が深刻な地域が多いですが、人口が増える地域こそ若い人が地元中小企業で働きたくなる会社が多いほど活性化をします。
来年から「CSR(企業の社会的責任)認証制度」が戸田市でもスタートする予定です。来年制度がスタートすれば認証取得に向けて準備をします。取得により会社の知名度も上がり採用しやすい状況が生まれる確率が上がるので、その際はご協力をお願いします。
11月28日29日の午前中は岡山に行ってきました社員教育活動全国研修として、全国の中小企業経営者と交流してきました。
働く事は「生きがい・働きがい」を持つこと「かい」の中に苦労や努力や目標に向かい達成する意味があるそうです。私自身もまず社員さんの話をしっかり聞く事をしてから、自分の考え方を伝えるようにこれからも心がけます。
29日の午後から列車で移動をして瀬戸大橋を渡り香川に行きました。
香川同友会の地元経営者が地元を活性化するかに奮闘してます。
こちらは徳武産業さんです足がむくんだりして左右足の大きさが違っていても、別々の大きさの靴を販売するなど利用者の目線に建った経営をしており、「日本で大切にしたい会社」にも紹介されています。
靴をファッションではなく「健康に歩く」を第一に考えたお店作りでした。
こちらは香川の若手不動産経営者が海岸沿いの空き家を利用して、「民泊」を作った家です。地方に少しでも人が集い活性化するかを考えた取り組みです。
こちらも農業を経営する若手経営者が牛乳からアイスやチーズを作りチーズからピザ作りをして、レストランをしてます。
お店は古い住宅を改装して若い人向けにお店作りを行っています。
隣接するイチゴ狩りとで「地産地消」を行い観光客は年間4万人が訪れるそうです。働いてる人も若い人が多かったです。
人がいてこその地域作りでした。
沢山の刺激を貰った2週間でした年末に向けてモチベーションアップをして頑張ります。
2019年10月21日
多様性のある働き方
滋賀は初めてでした。改めて会社を空けて勉強に行ける環境を作ってくれてる社員さんに感謝を申し上げます。今回の目的は「多様な働き方」について学ぶがテーマでした。
分科会報告者は神奈川県製造業の副社長さんです。社内の人材は「高齢者 外国人 障害者 高卒の新卒者」など様々な人に働いてもらい、業務を活性化して少しずつ業績を上げて行っているという報告でした。
グループ討論で気づいたのは「多様性のある雇用を福祉的に考えずに今の社内で負担を減らす為に必要な事」と位置付けて「業務の効率化」をする為に行う。参加した企業にはそのような方たちばかりでした。
現在当社も人手不足が続いているので「細分化出来る事」を見つけだし、皆さんの負担軽減になるものを探し提供する必要性を感じました。私自身も「多様性のある雇用」は「会社の責任」として考える比重が高かったです。今回の学びを通じて「会社の発展 社員さんのスキルアップ」の為に行う物だと感じました。
二日目全体終了後は滋賀県にある「共生シンフォニー」が運営する「がんばカンパニー」を視察して来ました。発達障害の人が中心に一日1000キロの小麦粉を使ってクッキーを作っています。工場内はきれいで分業がしっかりと出来ていて、働きやすい環境作りをしてました。
食品工場なので衛生管理が第一です。工場内に入る前にホコリを取るコロコロの使い方が、写真で掲示してありました。大変解りやすかったです。解りやすく伝えるのは、新しい社員さんが入社した時に「早く覚えてもらう」ためにもビジュアル化が重要だと感じました。皆さんに取って良い会社になるために、これからも情報収集と分析を怠らずに行動します。