2023年12月23日
経営者の悩みの種類
昨日は埼玉中小企業家同友会50周年記念式典でした。
ここまで実行委員長を中心に設営に当たった皆さん素晴らしい式典を開催してもらいありがとうございます。
記念講演で講演者が「今人を採用出来ないと悩んでいる人は3年前に何をしてましたか?」と
確かにその通り採用活動は長期的視野に経って活動しないとダメなのでドキッとしました。
永く同友会の活動をしていた会員の表彰もあり、50年前のチャーター会員企業はわずか4社しか残ってなかったです。
時代の変化と共に企業が生き残っていくのがいかに大変かが解ります。
懇親会では私を導いてくれた先輩経営者とお話をさせて頂きました。
会うといつも泣いてしまいます。
この方がいなかったら当社に経営理念
プロの工事会社として納まりと仕上げの美しさにこだわり続け技術力の向上を目指します。
は作れなかったです。同友会を止めていたかもしれない恩人中の恩人です。
最近こんな話を仲間の経営者から聞かされます。
組織経営を目指すけど管理職が育たない、管理職をやるよりプレーヤーが良いと言われた。
経営理念が浸透しない。
そんな悩みにはこう答えるようにしてます。
「組織経営を中々出来ない悩みがあるのは素晴らしいですね。大抵の中小企業経営者はこの悩みまで
行かないですよ。会社が成長している証拠なので色んな会社を見て取り入れて行けばいいんじゃないですか?」とこれを言うと大体の人はびっくりします。
この悩みがある人は「売り上げや利益」の悩みはクリア出来てるので全く問題ないです。
企業倒産の大半は「販売不振」です。
これを克服するのがまず第一
その次に人になります。
だから組織経営に奮闘して悩んでいる経営者は数年後クリア出来てる人が殆どです。
事業を一人で始めたり数人で始めるなど色々なパターンがありますが、最初は文鎮型経営です。
そこから階段型の組織経営まで行ける人が何人いるでしょうか?誰もが経験出来ない悩みを持つのは
幸せな証拠、恵まれている証拠です。
私も同じ課題を抱えているので共に育ちあいましょう。
帰りのタクシー待ちで騒ぎすぎてしまった。ご迷惑をおかけしました。