埼玉中小企業家同友会6月例会昨日の後谷公園

2011年06月18日

再生可能エネルギー全量買取制度

IMG_1560

IMG_1561

現政権がいつ退陣するかはまだ未定ですが、首相は再生可能エネルギー買取制度の法案を、
成立させたいようです。

この制度は太陽光発電だけでなく、風力発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギー電力を買取る制度です。

この法案が通過して、実行されると今の家庭用太陽光発電のように、
1KW15円から20円で一定期間の間各電力会社が、風力発電などの電気を買い取るようになり、
設備設置に対する償却年数が短くなるので、促進をアップ出来る可能性があります。

技術革新やコストダウン、大小を問わずメーカーが参入をして新しい市場として、
拡大する可能性もあります。

但し、この制度を続けるにはこの設備を付けてない一般家庭や法人などの需要家でも、
毎月負担金が発生するので、電気料金の値上げという問題も起きてきます。

電力会社負担が生じるので、応じるかどうかはまだ解らないです。

今までと違う事をすると、得をする人と負担が出る人が必ず出て来ます。

お金がある人だけが優遇されるという、問題に対してどのように答えを出して行くのか、
政府の姿勢も問われるでしょう。

原発の比率を下げるのならば、その分を将来に向けた産業、雇用、技術革新の一つとして、
思いきった投資に踏み切るのも一つの方法ですね。

どちらにしても、自家発電設備を持つ需要家を増やしていくのは、国策として
必要になるでしょう。

初めの設備投資は大きくても、定着すれば国や自治体の負担は減ると思います。

資源エネルギー庁の買取制度に対する、プレスリリースです。
http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/whole.html

こちらは要綱を図にまとめてあります。
http://www.meti.go.jp/press/20110311003/20110311003-3.pdf


yosidadenkou at 17:35│Comments(0) 太陽光発電他省エネ | 政治 経済

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
埼玉中小企業家同友会6月例会昨日の後谷公園