2020年12月
2020年12月31日
今年一年お世話になりました
コロナがなければ東京オリンピックが開催され建築業界はオリンピック需要が終わりもの凄いアゲンストの中になっていたと思います。
4月に緊急事態宣言が発令された後自粛業界に建築は含まれず当社は下請けなので、社員さんを現場に行かせざるをなかったです。経営者として本当に正しいか悩みました。
テレワークが主流になり人の流れが変わってしまいテナントなどの改修工事は、極端に減りました。
テレワークが増えて行く中建築業界は現場仕事なので今まで通りです。
まあそれでもどんな時でも最後は人が仕事をする。
人が自ら考え決断して自ら頭と身体を使って仕事をする事は絶対に無くならないし、そこの価値観を高めるのがこの業界で強みになるのは改めて実感しました。
だからといってそれだけで良い訳ではないです。
社内でも情報共有ソフト、月次変動損益計算、現場管理ソフト、社内評価用ソフトなど生産性を手仕事だけでなくお金を使って上げていく努力は惜しみなく続けました。
手仕事の強みと新しい事には積極的に取り組む。両方行う事により組織は常に洗練されて時代の変化に対応出来ます。だからこそ経営者は時間軸を大切にして緊急性は無いが重要な事に時間を割き、緊急性も重要で無い事はやめる事を決めないと行けないです。
コロナが終わるのはいつになるかわかりません。しかし時間は過ぎて行き社員さんや協力会社さんには生活があるので会社を維持発展させないと行けないです。
経営者である以上、いかに環境が厳しくても時代の変化に対応して経営を維持発展する責任があります。
来年以降も何かあったらこの言葉を頭の中で唱え言い聞かせます。
会社の問題は100%社長の問題です。来年以降もまずは自ら変わり成長する事を第一にします。
皆さん不定期なブログですが今年も読んで頂きありがとうございます。
良いお年をお迎えください。
それではまた

2020年12月29日
社長の仕事と時間軸
2020年も今日を入れて後3日となりました。今年は1月末から新型コロナウィルス発生により景気、価値観、外部環境、生活様式など昨年とは大きく変わっていった一年となりました。
社内で感染者、陽性者を出さなかったのは本当に良かったと思います。
ありがとうございます。
社内では今期より変動損益計算を月次決算で始めてより自社の数字を深掘りする事を始めました。まだまだ取り組み不十分ですが幹部さんを中心に担当現場の損益だけでなく社内全体の数値を気にするようになってきました。一人一人のプラスアルファが積み上がりそれを続けていく事が大きな成果となります。
今日は時間軸について話をします。
まずは次ページの写真からご覧ください。
4つの窓があります。
左上から
1.緊急性が高い重要度が高い
右上が
2.緊急性は低いが重要度が高い
左下が
3.緊急性は高いが重要度は低い
右下が
4.緊急性は低い重要性も低い
大抵の会社は緊急性があり重要な事をやります。会社は売り上げがあってもなくても必ず発生する固定費があります。なので目の前の現場、仕事に打ち込むのはやらなければならない事です。社員さんは今の現場、今の仕事を大事にしたい人が多いのは私も理解してます。
私の立場として本来緊急性は低いが重要度が高い事を行動の中心にしないと行けません。
何故でしょうか?一緒に緊急性があり重要な事をやっていると今年の様に外部環境が大きく変わった時対応が出来なくなります。
目先の事だけでなく将来的な事を考え、予測し行動しないと会社全体を路頭に迷わせてしまいます。
当社でいうと
1.経営指針書の骨子作成
2.採用活動
3.新分野への準備
4.新規顧客
5.協力会社増
6.外部環境情報収集と外部への発信
全ての項目が明日、来週。来月に結果が出るものではないです。しかしこれらを怠ると数年後痛い目を見ます。
最近の社内を見ていて経営理念に対する行動は出来て来たなあ、一人一人成長しているなぁと感じます。
経営理念と同時に重要なのは10年ビジョンです。本来経営者は今より目標が高い10年ビジョンを達成する為に今何をするかを考えないといけないです。
今後は10年ビジョンを社内でどのように達成するかを考えて行く時間を作りたいし、作れればもっと会社は良い方向に行くでしょう。
2020年12月19日
どちらが先か
実家の吉田電工に帰って今年で25年です。
振り返るとお金より人に対しての苦労や喜びや悲しみが多かったです。
なんでだろう。
普通の経営者は売り上げや利益を出すために社員を採用して育成する。
2010年経営指針セミナーを受講した時に何を持って社会に貢献するかの問いに
「世の中に一人でも多くの技術者を輩出したい」と書きました。
今にして思うと経営者として一番したいのはこれなんだと思います。
採用するのがものすごーく好きなのが自分だと改ためて気づきました。
採用して人材を育て世に送り出すために経営理念 10年ビジョンの基づく経営指針を作成しこれを実現して
次世代にも会社をつなげて行くのに売り上げや利益が必要なのだと思いました。
変わった経営者かもしれないです
しかし久しぶりに腹落ちしました。
土曜日なので今日はここまで
2020年12月16日
減税の方がいいのにね
今度も消費税減税又は廃止、社会保険料、国民健康保険料の減免、固定資産税の減免などは
やりませんでした。
給付型の税金投入は中小企業持続化給付金での不正受給が多くやりたくないのでしょう。
減税や保険料減免は徴収する方が貰うのを一時的に辞めるだけなのでそんなに難しく無い気がします。
特に社会保険や国民健康保険は知らないうちにこっそりと上げてます。
手続き困難ではないですその分国債で賄えば良いだけです。
大体給付型の補助金は役所の人が手続き大変で仕事量を増やすだけです。
だったら減税、減免でその分を消費に回せばいいのに。
今回も企業の資金繰りを助ける為に貸付枠を増やすようです。
その前に企業はお金借りてるから借りる人少ないでしょう。
そのお金は金融商品や不動産を買うのに回って行きます。
その前に国や地方自治体は計画的に投資をして企業が設備投資をするようにメッセージを出し続ければ
企業も株、債券、不動産などに投資をせずに機械、採用、人材育成、ITなどに投資をして実態経済が回り
始めるのに
もったいない 生きたお金の使い方を望みます。
それではまた。