2013年03月

2013年03月11日

今日で2年ですね。

東日本大震災から今日で2年となります。

あの日は越谷イオンレイクタウンでお客様と打ち合わせ予定で、
駐車場に車を停めた後に大きい揺れを感じて現場に向かい、
その後現場作業は中止となり映像を見て被害の様子を知りました。

当社でも仮設住宅での復興事業に、社員を2名派遣し、自分も何度か
被災地に行きました。

あの日から、原発事故も起き電気に対する認識も国民がよりいっそう
真剣に考えて、当社の存在する社会的意義などもよりいっそう考えるように
なりました。

復興のスピードは確かに上がってはないですが、建築業界ではピーク時の
従事者およそ700万人から500万人を割り込み、平均年齢も上がっていき
国や自治体が予算を付けて行っても中々進まないのが現状のようです。

特に土木系の技術者、設計者の不足がかなり深刻になっているようです。

ここにきて、「アベノミクス」などと言われ、一時的でも景気が上がる感じですが、
これにより資材や労務単価の上昇が起きすぎて、復興の足かせにならなければ
と思います。

この景気と復興のバランスですが、「景気が良くなると当社にとってはいいが、
家や工場や道路などの早期復興を願う人には足かせになる可能性が高い」
という自己矛盾を抱えており、複雑な心境です。

今14時46分を過ぎました、当社も仕事を通じて被災地復興の力になれるように
努力していきます。

yosidadenkou at 14:57|PermalinkComments(0) 東日本大震災 | 吉田電工について

2013年03月02日

スマートエネルギーWeek2013

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昨日はお客様からスマートエネルギーWeek2013の無料券を頂き、
有明ビッグサイトまで行ってきました。

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水素・燃料電池 太陽光電池 太陽光発電システム施工 風力発電 スマートグリッド エコハウス
LEDなど国内、海外を問わず各メーカーが勢ぞろいしてブースを出してました。

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電気屋なので、一番初めに行ったのはネグロス電工さんです。

展示会のブースにネグロスがあると必ず行きます。

なぜか落ち着くのは、電気屋ならみんな一緒でしょう。

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今回は太陽光発電の施工金物や工具関係などを中心に見てきました。

メガソーラーバブルが起こっている中施工面での効率をいかに上げるかで、
各メーカー様々な取り組みをしていました。

例えば、マンションなどの陸屋根に基礎コンクリートを打設しないで、水のタンクを
入れてそれを基礎代わりにして、モジュールパネルを設置する工法。

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こちらのブースでは足場の単管パイプでモジュール用の架台を作り、
工期と単価を圧縮する工法。

住宅屋根用の太陽光発電では、屋根に穴をあけずに取付金物をあける工法

住宅屋根ようの足場材や、荷揚げ工具など。

イノベーションのスピードにびっくりした展示会でした。

メガソーラーに関しては、投資目的の施主さん側を考慮して基礎を作らずに、
単管パイプや杭などを地中に直接打ち込み、設備投資が償却次第撤去転用が
可能な土地活用を考えた工法が主流になってきているようです。

これも、全量買い取り制度が実施された効果が出たのでしょう。

他にも見たいブースがたくさんありましたが、時間も限られており全部を見ることはでき
無かったですが、工期圧縮と低コストをテーマに各メーカー取り組んでいるようです。

それとLEDなどの省エネ照明もいくつかありました、こちらはすぐに提案出来そうな
物もあったので、さっそく準備したいです。

カタログも一杯もって帰ってきたので、内容を精査して提案できるように準備をしたいと
思います。


yosidadenkou at 08:05|PermalinkComments(0) 太陽光発電他省エネ